カウント2.99!!

カウント3が聞こえるその日まで

王者達の一回戦その① NEVERとUS

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今年のニュージャパンカップ(以下NJC)はIWGP以外のベルト保持者もトーナメントにノミネートせれている。例年NJCは優勝者にIWGP、IC、NEVER無差別級王座の挑戦選択権が与えられてきたのだが、今年はその特典がIWGPヘビー級への挑戦権に一本化されたからだ。

 

今年のトーナメント優勝者には、プロレスビックマッチの象徴、ハロルド・メイ社長が「世界で最も有名なアリーナ」とコメントするマディソン・スクエア・ガーデンでのIWGP戦が約束されている。IC、US、NEVERの王者たちにとっては「二冠」の偉業を達成し、歴史に名を残すチャンスでもあるわけだ。

 

真の「無差別級」


今年の1.4ドームで飯伏幸太との死闘を制しNEVER王座を初戴冠し、名実ともに「無差別級」の代名詞となったオスプレイ。2.21後楽園で怪物タッグチームKESのデイビーボーイ・スミスJr.から堂々のフォール勝ちを収め、その強さを証明した。

 

「俺はもうジュニアの枠を超えている。ジェイ、旗揚げ記念日で会おうじゃないか」とIWGPヘビー級王者に宣戦布告。3.6旗揚げ記念大会ではスペシャルマッチが組まれている。

 

185センチという体格からは想像できない跳躍力。それもただ高く飛ぶだけではない。加えてジャンプの回転力、回転速度。彼の動きは「ハイフライヤー」という言葉を過去のものにしてしまう。

 

雄大で精密かつ美しい。その一瞬で人々の心をつかむ常人離れした動きはアメコミのヒーローを彷彿とさせる。加えて鋭い打撃とレスリングテクニック、をも併せ持つ彼は近代レスラーの完成形といっても過言ではない。

 

一回戦の相手は最重量レスラー「ザ・ローグジェネラル」バッドラック・ファレ

巨体を持つ悪の将軍と華麗な暗殺者。まるで時代劇。「無差別級」の代名詞、ウィル・オスプレイは階級の壁を飛び越えられるのか。

 

USの価値を高めるために

ROHに栄光を取り戻す」

すでに話題になっているジュースロビンソンがROHで結成した新ユニット「ライフブラッド(Lifeblood)」

メンバーは

  • ジュースロビンソン
  • デビッド・フィンレー
  • バンディード
  • マーク・ハスキン
  • トレイシー・ウィリアムズ
  • テニール・ダッシュウッド

の6人。平均年齢28歳の若い世代が集まったユニットだ。

 

はっきり言ってしまうが、私はジュース・ロビンソンというレスラーをあまり高く評価していない。今年の1.4東京ドームでのCody戦もそれほどスイングした試合だとは思わなかった。あのナックルが炸裂する度に、「いいか若造(同い年)。顔面パンチっていうのは天龍源一郎にのみ許されたムーブなんだよ。」なんとももやもやした感情が渦巻いていた。

 

お世辞にもキャラが立っているとも言いづらい。Codyとの煽りでは「雑草VSエリート」という構図でVTRが作られていたが、あの派手な成り立ち、良く言えば明るい、悪く言えば軽率とも取れるふるまいに対して、そのベクトルからの感情移入は難しい。

 

しかし、そんなジュースもいまやユニットの長である。男は立場が変わればガラッと変わる。なんならブレイク前の内藤哲也もそうだったではないか。今のジュースは嵐の前の静けさなのだと信じ、NJCが彼への追い風へとなり、US王座に栄光を取り戻すことを期待したい。

 

その②へ続く...